2009年5月29日 (金)

パンデミックに備えて その1

猛威を奮うかと警戒された豚インフルエンザですが、日本では一応さしたる被害も無く、終息に至りました。

この騒動は、メキシコで数百人が死亡したと伝えられた段階で、強毒性の鳥インフルエンザには警戒していたものの、対象外で有った豚から強毒性のウイルスに進化したのではないかとの、ショックが世界の関係者に走ったのではないでしょうか。

現地メキシコでは、一旦パニックが起こっていたのかもしれません。

その後、時間の経過と共に感染者と感染国が増えていく中で、ジュネーブにあるWHOとしても、発展途上国に広がった場合の死亡者数の被害を憂慮して、警戒体制を高くしたようです。

しかし、この段階で米国を見ますと、死亡者はほとんど出ていませんでしたので、その毒性につきましては、強毒性と見ることは難しいように思われました。

私は、4月30日付けにて 「ヒステリックな病気!?」として、冷静な事態への対応を呼びかけました。http://kougairoku.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-37c4.html

5月5日にはカリフォルニア州でも、ほとんど問題視されていませんでしたが、日本では感染国として米国などへの、渡航の自粛などの処置がとられました。

強毒性の伝染病に対する警戒処置の練習となる意味もあるとは思いましたが、衛生状態が良い先進国としてはかなり厳重であったと思われます。

この間の報道としては、WHOのパンデミックに対する警戒処置が報道されており、ややヒステリックなものであったように思われます。

その後、渡航者に関係なく神戸・大阪において高校生が感染したことから、高校・中学のみならず、小学校も含めた休校、エベントの自粛などが実施されました。

この間、TVではインフルエンザ患者の数の増加が報道されていましたが、季節性インフルエンザとの発生数、被害の程度などは報じられていませんでした。

この段階で、国立感染症研究所のHPを見てみますと、その発生数は季節性インフルエンザの1/10程度で、感染力も低いものであると考えられました。

5月19日付け「インフルエンザの患者数」にて、その例をご紹介しました。

http://kougairoku.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-d34e.html

そして、折からの不況で経済活動や教育に及ぼす影響が大きい点から、大阪府知事などの陳情を受け、厚生労働省もその対応を季節性インフルエンザ並みにと引き下げました。

京都や有馬などの観光地などは、かなり訪問客数が減少した模様です。

さて、日本においてある意味で過剰なまでの警戒を行った要因として

1.メキシコの死者数が多かったので警戒した

2.WHOが警戒を強く呼びかけた

3.長寿を願う国民性から、健康・衛生に対する関心が強い

4.少子化により子供を大切にする

5.中国、香港の厳重な警戒に対する競争意識が働いた

6.企業を含め、リスク管理の意識が強い

7.不況下閉塞感が強い中、毒性が弱い為、騒ぎを楽しむゆとりがあった

8.強毒性の場合の演習とした

という観測も可能かと思われますが如何でしょうか?

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2009年5月19日 (火)

インフルエンザの患者数

テレビを見ているとまったく分かりませんが、国立感染症研究所のHPには詳しい「インフルエンザ」の統計がありました。

http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/infreport/infl08-09/infl08_09-12.pdf

この数字を見ますと、季節によるインフルエンザの猛威が分かります。

今年の1月のある週には、大阪で12380人、兵庫で4894人もインフルエンザになっていたんですね。

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Exdous from Poverty and? Part2

人類の歴史において、天災と並んで 疫病が大いなる災いとなってきた。今話題となっているインフルエンザかどうかは分からないが、旧約聖書「出エジプト記」にもそのような疫病が記載されている。映画「十戒」にもそのようなシーンが登場する。

第九章「主の手は最も激しい疫病をもって、野にいるあなたの家畜、すなわち馬、ろば、らくだ、牛、羊の上に臨むであろう。しかし、主はイスラエルの家畜と、エジプトの家畜を区別され、すべてのイスラエルの人々に属するものは一頭も死ぬものが無いであろう」

これは、家畜の伝染病のようである。

何故、イスラエルの家畜は伝染しなかったか?

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2009年5月17日 (日)

時事寸評

豚インフルエンザに関する各国の対応には温度差がある。

メキシコ    豚インフルエンザの死者が最初は極めて多く報道された。この為 外出禁止令などが出された。

香港・中国   非常に厳重な警戒態勢

日本       しっかり油断の無い警戒態勢

米国       神経質ではないが、一応の警戒の姿勢

Wikipediaによると米国では、過去に豚インフルエンザ騒動が有り、保険当局の勧告でワクチンを打ったところ、30名も死者が出て、4000万名で中止した。病気による死者は1名だった。

一方、中国・香港はSARSでは多可を括ったところ、多くの死者を出したので、当局としては油断をする訳には行かなかったようである。

今回のウイルスが弱毒性であるが、漏れの無い警戒を行うと言う行政の姿勢は、国民としては評価に値することは言うまでもない。

が、法の執行として考えた時に、どのような処置を講ずる必要があるのかと言う点については、その合理的根拠が明確に開示されていないように思われる。

毎年のように流行するインフルエンザの場合やその他の病気と比較しての数値データが公表されていないように思われるからである。

高校生では、統計を習得することになっているのであるが、そのような学習が活かされるのだろうか?

伝染病としての取り扱いをする根拠が明確であり、それに伴う二次感染を防止する必要が予防処置により発生する国民生活上の不利益を上回ることが明確である場合にのみ、行政としての強権的処置、乃至は準強権的な処置を行うことが、透明性、納得性、信頼性が高い民主主義的な行政であると言えるだろう。

報道においても、そのような行政当局の対応を導き出せるような客観的な情報の報道を行って頂きたい。

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2009年4月30日 (木)

ヒステリックな病気!?

豚インフルエンザはどの程度の危険なのかについて、客観的な危険性が報道されていないように思われる。

問題は、感染者の数と国の数ではなく、その毒性と感染率、死亡率だと思われる。

今までの報道では、WHOでさえそのような数字の裏付け無く、危険率が高いように扱っているようだ。

他の伝染病と比べてどの程度の危険性なのか?

老人と子供が抵抗力が弱いと思われるが、その程度はどの程度か?

薬を飲んだ場合の治癒率は、などである。

あまりにも感情的な反応は、不況に堪えられない不満を逸らす為の情報操作とさえ取られかれないだろう。

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2009年4月17日 (金)

合理的意思解釈の可能性

今年は大学を卒業してから30年経った。 社会人として、風雨に打たれて、外見は相当くたびれたきている。

大学入学時は、学園紛争は下火になってはいたが、まだ革丸マル派などがキャンパスで気勢を上げていたり、機動隊の車が警戒に当たっていたりした。

この当時は、全くのノンポリであったので、横目で追いかけっこを見ていたものである。

その横のグランドでは、野球部が練習をしていた。

大学紛争当時は教授が吊るし上げにあったりしたということも有り、時にはピリピリした警戒感があった。

これも卒業するまでには薄くなり、学問の府たる雰囲気に戻っていった。

さて、学園紛争が何故過激になって行ったかについては、良く分からない。

社会の矛盾を解決する上で正義感に燃える若者が、当時将来が閉塞的とは言えない国立大学で何故暴力的方法を選択する必要があったのだろうか?

良心的なインテリとして社会を主導するという自覚を有しておられた教授陣の中には、社会の矛盾との戦いの中で無力感に襲われて、孤独感にさいなまれた方も居られたようにお見受けした。

だが、これはやはり若者らしい未熟さからの同情と無力感から生まれた 破壊的な衝動だったのではないだろうか?

何故なら、大学を卒業して社会で働いてみれば分かることだが、安定した法秩序の下で大多数は働いており、暴力的な「お遊び」に同調するものはいないのである。

この暴力的な「遊び」に加わわれば、折角苦労して入った大学での学問と、その将来を失ってしまうのであり、暴力を扇動するだけの「失うものの無い弱者」とは大きな違いがある。

そして「暴力による正義」を肯定するものは、再び「暴力による正義」に屈することは歴史を見れば、明確である。

現実には、種々の利益集団があり、それぞれが色々な思惑で活動しているのであるから、自分の都合に良い理論を主張するのであり、それを平和的に調整していくのが「ペンによる正義」だろう。

大学の学問の進歩は国際競争力の源であるが、当時これに不満を持っていたのは勉学を好まざる輩だった可能性がないとは言えないだろう。

「共産主義」を標榜しながら、暴力という手段を持って、学問という正当なる苦労による収穫を奪い取ろうとしていたかもしれない。

今日、世界不況の中で、ややもすると集団的な政治活動が過激化する可能性が増している。

だが、デモとは、集団的な意見表明の手段であり、集団的な利益の存在をアピールするものだが、他人に暴力的な手段でその不満を解消することを許容するものではないのである。

日本の学園紛争は、今から見れば、やはりそれは民主主義の発展段階において、集団的な政治活動に内在する、行動的な活動家の未熟さが招いた混乱だったと言えるのではないだろう。

「愛国」を標榜する時、どんなことが起こりうるのか?

街頭で「愛国」を叫ぶことは易しいが、具体的に何ができるのか?

不況が長引く時には、時に「英雄」を生むことを欲するような集団的なヒステリー状態が、生じることがある。

それが、ヒットラーであり、ムッソリーニであったのだろう。

これをガンジーが、民衆にイギリスからの経済的自立を勧める手段を導入しつつ、法治主義を利用し、国際的な民族独立の動きを活用したというその視野の広さと忍耐強さを考えると、学ぶべき点が多いだろう。

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2009年3月28日 (土)

宇宙の神秘

今日 通信衛星のお陰で、世界の様子がすぐに分かるようになった。 それ以外にも、宇宙の神秘を観測する衛星や、地球温暖化の様子を観測する衛星などが活躍している。

今、若田さんは、宇宙ステーションに長期滞在して、様々な実験をしておられる。

宇宙ステーションは、人類が月に到着してから、更なるステップへ進むべく準備をしているものだろうと、。若田さんの成功を祈願している。

昔読んだSF小説では、人類は遠く銀河系のかなたへと旅立っていくことになっていた。

ガリレオが、ニュートンが、ガウスが、・・・と眺めていた宇宙へ!

だが、今 地上では「ミサイル」か「衛星」かを巡って、頭に血が上っているような騒ぎが起こっている。

どうも、「危機、危機」と騒いで国民を守るという使い古された手が政治的には受けるらしい?

「解散、解散」と騒ぐのも好きなようだ。

新兵器を開発して持っていると使いたくなっているのではないか?という気もする。

NASAも失敗を重ねて月へ行っているが、北朝鮮もイランと同じ技術なら失敗する可能性は少ないのだろう。

何故ミサイルと言って脅威を作るのか?

真面目に平和に働いている日本国民に対して、北朝鮮がミサイルを発射する理由はあるだろうか?

米国に対しても、北朝鮮に対する圧力を止めれば発射する可能性があるのだろうか?

そもそも、ミサイルの発射台を衛星で簡単に観測できるところに作るのは、ソ連のミサイル基地と比べて、あまりに軍事的ではないように思われる。

軍事小説などがベストセラーとなっているのに、賢明なる日本の国民の皆さんがそんなことが分からないとは思えない。

これに対して、オバマ氏がイラクにおける派兵を引揚げ、アフガニスタンのテロリスト掃討に作戦を切り替えたのは、軍事的に見ても現実的な判断だと言えるだろう。

何故なら、宗派間の対立によるテロが、米国からの経済援助により終息すれば、軍を駐留させる必要性は無いからである。

そして、9.11の真犯人を捕獲することが、米国への脅威を除くことになるからである。

このような動きの中、日本はいつまで氷の壁を築くのか?

大韓航空爆破事件犯を利用しての憎しみ増幅という手段が何を生むのか?

国際法の精神により、相手国の主権を認めて冷静な話合いを進めるべきであり、センセーショナルな非難をすることは、世界第二位の経済大国には相応しくないのではないだろうか?

そして「人類が愚かな過ちを犯しつつもそれを繰り返さない」ということにより、戦争の悲劇を過去の事としてきたことを忘れるべきではないだろう。

日本も、現実的な外交による解決を進めるべき時期に来ていることを忘れるべきではないだろう。

宙を舞う 剣を収めて 男らは 

                  精進すべし 三菩提 

                               (無窓)

 

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2009年3月17日 (火)

衣替え

子供の頃は、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われていました。

が、先週より冬物の片付けを始めました。

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2009年2月28日 (土)

ゴリラの森

NHKで、マウンテンゴリラの放送を見ました。学生時代に読んだ人類学の本を思い出ました。

伊谷先生の新書だったと思います。

昔シルバーバックは、一夫多妻制の家長でしたが、今は複数のシルバーバックが群れをなして共同で行動しているものもいます。

人間の戦争と開発の結果、住める領域が狭くなりました。

開発と自然保護は、特に発展途上国では深刻な問題となっています。

乱獲からの保護を女性科学者ダイアナさんが、国際世論に訴えましたが、悲しい犠牲者となったそうです。

今日、密猟者を観光用のダンサーとして雇用したりして、ゴリラトレッキングも催されています。

地元民にも有形の利益がある形での自然保護が、結局は最も摩擦の少ない解決策に思われます。

地元民も生き物としての愛情を欲しているのではないでしょうか。

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2009年2月18日 (水)

アメリカの良心

今から4年程前になる。

銀行退職するので、世間を知る為に、イタリアとアメリカに出掛けた。

その時に、各地の美術館を巡って、美を探究した。

偉大なる天才達の溢れた ルネッサンスから 印象派、ピカソと見ていった。

アメリカのメトロポリタン美術館では、多くの巨匠の作品にあって、気に入った作品が、この老婦人の肖像画だった。

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華やかさはない。

慎ましく 編み物をする お婆さん(グラニー)だ。

厳しい年輪を刻んでいるが、暖かさが仄かに見える。

清教徒的な雰囲気すらする。

そこに有るのは、家庭を支える良き妻であり、優しくも躾に厳しい母であり、そして教会、コミニュニティの良き隣人である立派な女性である。

西部の厳しい自然に揉まれて、野生に帰っていた女性とは異なり、静かな知性を漂わせている。

今、インターネットに溢れる猛々しいまでに逞しい女性と比べるとどうだろうか?

裸身をさらす小悪魔達の囁きに心を許す時、欲望が理性を覆い隠すことになる。

そして、金色の悪魔に囁きに心が乱れる時、地に悪が広がる。

節制とは過激とは、対極にある美徳である。

人間は時に欲望に負けることがあるが、常に悪しき欲望に負ける訳ではない。

崇高な理想に向かって心を合わす時に、偉大な瞬間が生まれることが期待できるだろう。

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2009年2月 4日 (水)

今日の格言 その3

隣の芝生は、自分で刈らない限り、 青く見える。

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2008年11月 5日 (水)

今注目の

今 注目の米大統領選挙だが、

米国の議会選挙との関係が重要であることは誰しもご理解されるだろう。

下院、上院で過半数を握れば、民主党はまさに Changeを実現できることになる。

時代、次代の「いぶき」を感じることができるだろうか?

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2008年11月 3日 (月)

噴火

浅間山がどうも動いているようだ。近寄ると危険らしい。

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2008年10月27日 (月)

地球温暖化とけいはんな市民雑学大學

土曜日に京大OB Netでお知り合いになった西村 一郎 奈良女子大名誉教授が、地域SNSのメンバーと立ち上げられている けいはんな市民雑学大學にお邪魔させて頂きました。

近鉄高の原にある イオンの巨大なショッピングモールの4階にあるコスモスホールで開かれました。

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西村学長による開講のご挨拶では、けいはんな学研都市が30年ほど前に、当時の奥田京大総長の提案により建設が決まったそうです。京都、大阪、奈良の8市町にまたがり、20年以上をかけて開発されているということでした。

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毎月第四土曜日に市民雑学大學講座を開講されているそうですが、今回で第八回目の講義だそうです。

会場のイオンさんのご好意により、会場費は無料、講師のお礼も無料で、100円程度の資料代だけで開催されているとのことでした。

講師は RITE(地球環境産業技術研究機構:Reserch Institute Of Inonovative Technology for  Earth)の

木村 邦夫 参与(工学博士)でした。

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この春、副所長を退任され、広報活動を担当されているそうです。

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詳しいお話は省きますが、METIのCool Earth エネルギー革新技術計画で重点的に取り組むべきエネルギー革新技術「21」を取りまとめられ、

CO2の地中貯留技術や、バイオマスからの輸送用代替燃料製造、革新的

製鉄技術などを行われているようです。

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お子さん向けの広報用資料

その後の懇親会では、学術研究などに携われている博士の方々とも親しくお話をさせて頂き、大変有意義な時間を過ごすことができました。

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