昨日は、京大OB netでお知り合いになりました 河合さんが東京からお見えになりましたので、京都駅で待ち合わせをしまして、ランチを楽しみながら、お話を伺いました。
金融界で活躍された当時、特に不良債権処理にご苦労されたお話やリース業界と銀行業界との違いなと、一時は同じ業界に同じ時期に席をおきましたものとして、楽しくおしゃべりを楽しむことが出来ました。
2時間ほど御一緒しました後、イタリア文化会館で開催されました イタリア中部の町 オルビエートを紹介する講演に参加し、ピエロさんと言われる方とご名刺を交換させて頂きました。
人口5千人ながら、オルビエート人と言い、ローマ時代以前からの街の上に建てられた、イタリア3大バールの一つがあるワイン、チョコレート、ビスケットで有名なスローフードの町であるとのことでした。
こちらでビスケットをつまんで失礼し、京都駅の伊勢丹で開かれていた イタリア博で、乾燥ポルチーニと、ハムの詰め合わせを買って帰りました。
さて、株式市場は、円高(特に、ユーロ、豪ドル など)により、より一層の景気不安感から下落が続いています。
経済学の基本的な教科書では、実体経済の財市場と、貨幣市場は分けられています。
株式を保有しないものにとっては、その資産価値が変動しましても、他人の資産ですから直接は関係しないものです。
ですから、証券会社などに勤務しない限りは、自分の日常生活には大きな影響はありません。
金融機関などの株式評価損はご自身がプロの投資家集団ですからやむを得ない面がありますが、貸し渋りを招かないようなチェックと代替手段が必要かもしれません。
1929年の大恐慌が起きた原因については、ガルブレイスさんのお説も有りましたが、中央銀行が当時は存在せず、パニックが生じた際に、緊急融資をする機関がなかった為、取り付け騒ぎが起きた時には企業倒産が防げなかったということでした。
さて、現在の東京市場では、外人投資家が主要な投資家となっており、その投資家が本国では出来ないような売りを仕掛けているのでしょうか?
円高に付きましては、実効実質為替相場で見た場合、大幅な円安にあると言われ、投機筋が金利が安い円を借りて高金利通貨で運用すると言う 円キャリー取引を行っていると言うことが指摘されていました。
たまたま 9月以降に円高になりましたが、このような現象は過去においても観察されております。
そして、この円安で割高な海外旅行をしていた人は喜んでいるでしょうし、原材料を輸入する企業さんの収益はこれから改善するでしょう。
今実施されつつある円高還元セールで、消費者は価格効果を享受することになるでしょう。
石油価格も一時は185円ほどでしたが、145円ほどに低下しつつあります。
電力料金もこれから上昇はせずに済むかもしれません。
そのように見ますと、実体経済での影響というのは、株式価格のボラティリティとは別の問題として考えられるのはないでしょうか?
米国におきましては、個人の金融資産における株式の保有比率が高く、中所得から富裕層の消費への影響が懸念されますが、低所得者にとってはどうでしょうか?
低所得者の消費支出を分析したことがないのでわかりませんが、ドルの上昇と石油価格の低下はプラスに働く可能性があるのではないでしょうか?
金融市場への流動性供給が問題ない現状においては、米国において一時懸念されたスタグフレーションが深刻化しないように、金融当局が金利を大幅に低下させることは無理がないような状況が整いつつあるというようにも考えられます。
そのように見てきますと、住宅保有者の支払金利が低下し、物価が低下することになれば、パニック的な不安心理もやがて収束し、適切な水準へと向かうという可能性が生まれつつあるとも見られるでしょう。
米国においては、円高はその比較優位にある商品の輸出を拡大するチャンスであり、米国への旅行者を誘致するチャンスでもあると思われます。
燃料サーチャージが低下すれば、日本の年金生活者の方々は、米国などへの長期旅行のチャンスです。語学研修などで、若者に負けない語学力を身に付けましょう。
市場における競争力につきましては、個々の企業の時系列的な財務分析などを行う必要がありますが、個人の投資家にとっては外人投資家が見えないような良い面が見られれば、これからじっくりと良い株を購入するチャンスが到来するかもしれません。
いずれにしましても、感情的にならずに、ご自分の余資を考えられて無理の無い投資をされることをお勧めします。
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